【書泉グランデ】今週のオススメ Vol.14

書泉グランデコラボ企画第14回

 

鉄道をこよなく愛する皆さまへ、

そして、これから鉄道に関するあれこれを知りたいと思っている皆さまへ贈る、

書泉グランデ∞鉄道王コラボ企画。

 

書泉グランデ・鉄道フロアからお届けする『今週のオススメ』!!

 

14回目に選ばれたのはコチラ!

 

14回01

 

『東急5000系列合同誌 ぎんいろコミューター』

(鉄道映像同人サークル武蔵野運輸区)

 

コミックマーケット90で発売された同人誌です。東急5000系列、合同誌とありますから、個人で作っているのではなくて好きな方が集まって執筆したものをまとめた書籍です。

 

――内容としてはどういうものなのでしょうか。

 

東急5000系列の車両についてですね。東急の主力車両ですから、人気も高いんです。5000系列の魅力を存分にお楽しみください、という内容になっています。同人誌といっても、今は内容のレベルが高いんです。一般書籍と比べても遜色がないと思います。列車の外だけではなくて内側も含みますし、これまでの経歴も合わせて東急の5000系列がどのように運用されているのか、どう改造されているのか、まとめています。

 

14回02

 

――イスまで分析しているんですね。

 

そうですね。ヘッドレストが設けられただとか、内装で改造されている部分まで。各年度でどのように組み替えて運用しているのか、とか。好きな方からすればこういう細かい部分が非常に知りたいところなんです。VVVFインバーターとか、ああ、これなんかそうですよね。「可変電圧可変周波数制御となります」、こういう制御方式ですとか。

 

――ディープな内容ですね。

 

執筆された方を見ても大学では電気電子工学科の勉強を専攻しているとありますので、専門家が解説しているわけです。本当に今はもう好きな方々は細かい技術的なところまでよく知っていらっしゃいますので。

 

――「ステンレス車体技術の変遷」とありますね。

 

ここからはもう車体の話ですね。とにかく5000系列に突っ込んだ内容になっています。東京メトロの路線の話もあるんですけれど、これは5000系列が走る路線ということで触れているんです。とにかく細かくディープな書籍になっているんですけれど、これには理由があるんです。もちろん著者の方々の知識や取材量もすごいんですけれど、同人誌ならではという部分もあります。これほど細かいところに着目した書籍は、とても一般の出版社では作れません。採算が取れないですから。だけど鉄道ファンが知りたいのはこういうところなんです。同人誌だからこそ作れた書籍ということで、今回ご紹介させていただきました。

 

――どんなに内容のいい東急の書籍をつくっても、全国で売れるかとなるとってことですね。

 

そうです。著者の方々も基本的に別にお仕事をされていて、好きだから作っているだけなんです。これでお金儲けをしようと思って作っているわけではないので。

 

――だからこそ純粋でディープな内容になると。

 

そのとおりです。書泉オンラインオーダー(http://www.shosen.co.jp/shop/)という通販サイトがありますが、そこでも常にランキング入りしている人気の書籍です。

 

――なるほど。では、気になるお値段はおいくらでしょうか。

 

税込みで1188円になります。

 

――素敵な書籍のご紹介、ありがとうございました。

 

14回03

 

【書泉グランデ】

 

神保町から徒歩1分。

 

書泉グランデは昭和23年創業の老舗書店「書泉」の本店。鉄道、アイドル、格闘技(プロレス)、乗り物、ミリタリー、アウトドア、ボードゲーム、精神世界などの、趣味人に向けた専門性の高い書籍を豊富に取り揃えている。中でもF6の鉄道フロアは“鉄道ファンの聖地”とも呼ばれ、書籍のみならず、鉄道部品やグッズの販売など鉄道ファンならずとも見ているだけで楽しめるフロアとなっている。

 

公式サイトhttps://www.shosen.co.jp/grande/

 

(取材・文 / 藤井圭吾)

 

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