【DVD】交渉人 真下正義

【作品紹介】
『踊る大捜査線』シリーズのスピンオフ映画として2005年5月に公開。クリスマスイブの午後に、東京の地下鉄運営会社・東京トランスポーテーションレールウェイ(TTR)の最新鋭試験車両クモE4-600(通称『クモ』)が乗っ取られて大暴走。東京の地下鉄網を舞台に、犯人との交渉人=ネゴシエーターの真下正義(ユースケ・サンタマリア)と犯人との知能戦がはじまった。

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[スタッフ]
製作:亀山千広
監督:本広克行
原案:君塚良一
脚本:十川誠志
音楽:松本晃彦
プロデューサー :臼井裕詞・堀部徹・安藤親広

[出演]
ユースケ・サンタマリア/寺島進/小泉孝太郎/高杉亘/松重豊/甲本雅裕/遠山俊也/柳葉敏郎/水野美紀/八千草薫(特別出演)/西村雅彦/石井正則(アリ to キリギリス)/金田龍之介/國村隼

【注目ポイント】
実際の東京メトロの路線がベースとなっている設定、これは何ともわくわくします。例えば路線名は・・・

銀座線  ⇒ 渋谷線
丸の内線 ⇒ 八重洲線
日比谷線 ⇒ 目黒線
東西線  ⇒ 東陽線

といった具合です。放映当時は開通前だった副都心線も、劇中ではしっかりと建設中であることが演出されていたりもします。よくこういったものは現実世界への影響も考慮してか、設定や仮名は大きく切り離すことも多いのですが、今作では程よく(?)現実とリンクさせていることがポイントだと思います。

犯人の象徴である、バッテリー駆動のフリーゲージトレイン(GCT)のクモE4-600、通称『クモ』も、素人な言葉で恐縮ですがひたすらかっこいい。外観は南海電鉄の50000系電車「ラピート」に似ており、黒光りする車体と赤い”目”は近未来の列車を想起させます。

現実の東京メトロに近い状況のなかで近未来の車両が暴走する姿……どこか心が踊らされますね。真下と犯人の心理戦、『踊る大捜査線』シリーズならではのコミカルな空気感、、そして現実と虚構の程よい立ち位置。シリーズのファンのみならず、鉄道ファンの心も大いにくすぐる映画ではないでしょうか。

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