【鉄道トリビア③】ナンバープレートの意味

蒸気機関車や電気機関車、ディーゼル機関車などについているアルファベットと数字のプレートを、一度くらいは目にしたことがありますよね?

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蒸気機関車なら『D51』とか『C61』『C11』『C58』といった具合についています。

じつはあのアルファベットと数字の組み合わせには意味があるんです。

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まず頭についているアルファベットは、動輪(駆動する車輪)の数を表わしています。

Aは1つ、Bは2つ、続いてC、Dと増えるごとに3つ、4つとなります。

つまり『C61』『C11』『C58』などの『C』は動輪車軸が3つという意味です。

同様に『D51』の『D』は動輪車軸が4つという意味です。

ただしAが使われたことはなく、少なくともB(2つ)以上となっています。

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そしてその後の数字ですが、10〜49はタンク機関車(テンダーと呼ばれる炭水車がついていないもの)、50〜99はテンダー機関車(炭水車がついているもの)となっています。

数字の大小はほとんどの場合、開発された順番になっています。

さて、さらに電気機関車は『EF65』『EF66』、ディーゼル機関車は『DD51』『DE10』などとなりますが、頭につくDやEがディーゼル機関車や電気機関車の意味を表わしています。それぞれ英語のディーゼル機関車(Diesel locomotive)、電気機関車(Electric locomotive)の頭文字を取ったものです。

つまり『EF』は電気機関車で動輪が6つ、『DD』はディーゼル機関車で動輪が4つということになります。

そしてディーゼルの場合、10〜49の数字は最高速度85km/h以下、50〜89は最高速度85km/h以上、90〜99は試作機ということになっています。

電気機関車の場合、10〜29は最高速度85km/h以下の直流電機機関車、30〜49は最高速度85km/h以下の交流/交直流電機、50〜69は最高速度85km/h以上の直流電機、70〜89は最高速度85km/h以上の交流/交直流電機、ディーゼルと同じく90〜99は試作機ということになっています。

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アルファベットと数字の組み合わせで、その機関車がどういう性質もものであるか、すぐにわかるようになっているのです。

そして最後に形式の後についている番号ですが、基本的には製造順の番号となります。

たまに番号が飛んだり、順番が入れ代わったりするのは、形式ごとに諸事情があります。

突然、1000番台に飛んだりするのは、マイナーチェンジの場合が多いです。

以上のように、ナンバープレートのアルファベットや数字では意味があるのです。

ただし、これらの記号はJRが国鉄であった時代に決められたもので、これからもこの規則が守られるかどうかはわかりません。

今後は会社ごとに呼び方が変わってしまうかもしれませんね。

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