ミャンマーの「のんびり環状線」

今から3年前、大晦日はタイ、バンコクのワットプラケオで、お正月はミャンマーのヤンゴン(前首都)にあるシュエダゴンパヤーでお参り。敬虔な仏教徒になったのでした。

 

▲ヤンゴン中央駅は1954年に完成。以前のものは戦争で破壊された。

▲ヤンゴン中央駅は1954年に完成。以前のものは戦争で破壊された。

 

ヤンゴン市内では山手線のような環状線(ミョバッヤター/都市循環列車)があったので、ヤンゴン中央駅で無目的に飛び乗りました。切符代は5駅で100円ほど。列車は人々の生活の足になっているようで、人々は様々な物資を運んでおりました。また、日本の中古ディーゼルのキハ52やイギリス統治時代からの900型という車両が走っています。実にレトロです。軌間(線路幅)は日本が1067㎜なのに対し、ミャンマーは1000㎜ですので、日本型の中古車両も車輪の幅を少し狭く改軌しています。

 

▲キハ52。日本で1966年まで製造された。

▲キハ52。日本で1966年まで製造された。まさか元気で走る姿を見られるとは。

 

1時間ほど乗って(1周の所要時間は約3時間なので)知らない駅に降りると、駅のホームでは野菜やタナカ(白檀の木の皮を摺って使うメーク用品)などを売る露店が。駅前にはレストランもあり、駅周辺は市民の生活の場になっている様子。

 

▲ホームにある青空マーケット。ミャンマーの人たちは勤勉。

▲ホームにある青空マーケット。ミャンマーの人たちはとっても勤勉。背景の客車はイギリスで製造された900系。

 

レストランの中では結婚披露宴が行われており、それを覗いていたら私も招待されました。新婦はまだ17歳ぐらいでしょうか。若い!

 

バンコクはお金まみれの印象ですが、ヤンゴンはまだのんびりした雰囲気です。ビルマ人は敬虔な仏教徒で、通りも綺麗に掃除されています。これには驚きました。約束を守り真面目なビルマ人、結構好きになりました。

 

▲手書きの路線図。逆に新鮮に思えるのであった。

▲駅舎にあった手書きの路線図。逆に新鮮に思えた。

 

ミャンマーでは日本の円借款を利用して、今、鉄道の近代化を図っています。環状線の古い車両もそのうち姿を消してしまうのでしょうね…。

 

(ケイスケ)

 

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