【われら TETSU family】 file. 2  たなかみか

『誰もが想う時を描く人』
独占インタビュー

photo3

 1983年大阪生まれ。
デザイン会社を経て、イラストレーターになる。
好きなことはとことんやらないと気が済まないハマり性。
挿絵や装画などを中心に活動中。

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元々は鉄道が好きと意識したことはなかったというたなかさん。
大阪の市街地に育ち、地方に遊びに行くようになって見た一両編成のローカル線
に一目ぼれ。その風景のレトロ感と自身の画風がマッチし、
それ以降は電車や駅舎、橋などを素材にした作品を数多く描くようになる。
短い電車が単線をコトコト走る姿が可愛らしくて大好きという。
版画を連想させる特徴的な線と水彩絵の具を使った味わいのあるイラストが
人気を博している。
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~誰もの記憶の中にある風景…そんな鉄道の世界へ~

今回は、たなかみかさんの作品を中心に“鉄道への愛”をうかがってきました。

 

まずはご自身の中で特に印象に残っているという
琴平電鉄のイラストをご紹介いたします。
start
       【start】

──どういうところが印象に残っているのでしょうか。
初めて個展をする際にDMに使われたんです!
車掌さんの背中が何かを語っているようで、いつ見てもしみじみとします。
マスコットキャラクターのことちゃんも大好きです。

 

2枚目のイラストは誰もが見たことがあるような、
そんな懐かしさを感じさせる作品ですね。
waiting
       【waiting】

──どこで描かれたんでしょうか。

高知駅周辺を走るとさでん交通の路面電車がモデルです。
信号がかわるのを車やバイクと一緒におとなしく待つ路面電車の姿が
とても可愛らしくて描きました。

 

3枚目のイラストは見慣れているはずなのに
どこか哀愁を感じるこちらの作品です。
circle
         【circle】

── 扇風機ですよね……?

はい。みなさんご存知の扇風機です(笑)
車内の扇風機って、古めかしくて哀愁があって好きですね。
こうやって面白い構図を探したり、他にない視点で描くのも好きです。

 

描き込みすぎると、見る人も息が詰まっちゃうので必ずどこかに
“抜け感”があるように描くというたなかさん。
そうした優しい思いがイラストからも伝わってきますね。

何気ない風景や瞬間が特別な一枚になる。
今後もそんな素敵な作品を楽しみにしています!!

 

今日はありがとうございました。

たなかみかさんの作品をもっと見たいという方はコチラへどうぞ。
http://www.tanamika.com

※たなかみか個展 「あのころ」
2016年5月23日(月)~5月28日(土)11:30~19:00(土曜日は17:00まで)
ギャラリーハウス マヤ   〒107-0061 東京都港区北青山2-10-26
http://www.gallery-h-maya.com/schedule/16921/

※第5回クリエイターEXPO東京 出展予定
会期: 2016年6月29日(水)~7月1日(金) 10:00~18:00
会場: 東京ビッグサイト

 

(取材・文 / 荒木みか)

 

 

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