【阪和線、大阪環状線】国鉄型電車の終焉

みなさんこんにちは!

管理人のぷぅやんです。

関西周辺の通勤電車事情が大きく変わろうとしています。
関西周辺には国鉄時代に製造された103系や201系など、日本の高度経済成長時代を支えた通勤型電車がたくさん残っています。
あけぼの②-1

そのため、旧型マニアにはたまらない路線が多いです。
とくに阪和線はつい最近までクハ103のトップナンバーであるクハ103-1も活躍していたため(現在は京都鉄道博物館に保存)非常に人気がありました。

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また、大阪環状線は、環状運転するほとんどの列車に103系と201系が使われていました。
関東圏ではかなり前に消えてしまった『昭和の風景』が今も残っているのです。
ところが先日、大阪環状線に導入される新型車両323系が報道公開されました。

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JR西日本によると新型車両323系は、大阪環状線・ゆめ咲線で、平成28~30年度に168両(8両編成×21本)を投入する予定とのことです。
ということはおそらくこのほどの間に103系、201系は淘汰されてしまうことでしょう。

さらに阪和線も2017年度までに122両の新車が導入されることが発表されています。
こちらは大阪環状線よりもさらに早い段階で103系が淘汰されてしまうかもしれません。

というわけで、103系、201系に乗りたいのであれば、一刻の猶予もなりません。
余談となりますが、そんな危機的状況を察知したファンが、阪和線や大阪環状線に殺到しているようです。
当サイトの記事アクセスランキングの最上位に『【撮影地ガイド】103系天国・阪和線のお手軽撮影地』がきていることからも、注目度の高さがうかがえます。

 

先日、所用で大阪に行く機会を得たので、阪和線に乗ってみました。
たしかに以前ほど103系を見ることは少なくなり、225系5100番台を見かけることが多くなっていました。

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なかなかカッコいい電車だと思うのですが、この電車が103系を駆逐してしまうのかと思うと、ちょっと複雑な気分です。
鳳の電車区にはまだまだたくさん置いてありましたが、ちょっと心配です。

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そんな中、ようやくきた天王寺行きの103系に乗ってみました。
JR西日本の103系は車体の更新が進んでおり、車内は意外とキレイです。

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天井のエアコンもオリジナルタイプではなさそうですね。

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こんなにキレイなんだから、置き換えはもう少し先でもいいんじゃないかと思うのですが、みなさんはどう思いますか?

さて、実際に乗ってみると、乗り心地は紛れもなく103系でした。
モーター音も昔のままです。
(ちなみにモーター音が聞きたい人は、車体に「モハ103」という形式名が書いてある車両に乗ってください。「モハ」の「モ」は「モーター」の「モ」です。)

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そんなわけで、天王寺までわずか1時間足らずでしたがとても楽しめました。

しかし!
ここで話は終わりません。
もちろん天王寺からは大阪環状線です。
大阪環状線はほとんどが201系ですが、103系を待って乗りました。
今どき1日2回も103系に乗れるなんて、なんと濃密な日でしょう。
そんな経験もあと1年ほどでできなくなると思います。
乗りにいくなら今のうちですよ!

 

文・写真/ぷぅやん

《ぷぅやん》

本名=神田勲。当サイトの管理人。幼少期から鉄道好きで、撮り鉄歴40年以上。プロカメラマン・編集者として活動しつつ、中国の現役蒸気機関車を追い続け、作品を YouTubeやDVDで発表。2016年5月、キャリアの集大成として当サイトを立ち上げた。

 

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