【管理人ぷぅやんがトンデモ推理!】『さらばカシオペア』の謎

みなさんこんにちは。

管理人のぷぅやんです。

先日、気になるリリースがありました。

寝台特急『カシオペア』として運転していた『E26系』車両の北海道発着での運転が、2017年2月25日・26日を最後に終了となることが発表されたのです。
http://www.v-travels.co.jp/mt/press_20161206.pdf

リリースにはさらっと書かれている上、このリリースは(株)びゅうトラベルサービスからのもので、『カシオペア』を運行するJR東日本から正式に発表があったわけではなかったため、わずかな期待を持ってJR東日本に問い合わせてみました。
そこでは明確な回答は得られなかったものの、『E26系』の北海道への乗り入れ中止は、ほぼ間違いなさそうでした。

casi1

たしかに『E26系』が北海道に乗り入れるには数々のハードルがあります。
中でも一番障害となるのは青函トンネルでしょう。

北海道新幹線の開通によって、トンネル内の電圧が新幹線の基準に合わせられたため、既存の電気機関車(ED79)は使えなくなりました。
そのため、JR東日本はわざわざJR貨物からEH800形電気機関車を借りる手配をして、運行を続けられるようにしたのです。
ところが今回、関係各社が話し合いの下、『E26系カシオペア』の乗り入れは終了すると決定したようです。

人気列車ですし、今でもチケットは取りにくいと聞いていたので、どうも腑に落ちません。
『カシオペア』といえば『北海道』というくらい、北海道とカシオペアの関係は切っても切れないイメージがあるからです。

しかし、食い下がって聞いてみたものの、最後まで理由は教えていただけませんでした。

そこで私なりに推理してみたところ、一つの理由が思い当たりました。

それは『四季島』の登場です。

sikisima

JR東日本が満を持して世に送り出すクルーズトレイン『四季島』は、動力分散式の電車でありながらディーゼル発電機を搭載した『EDC方式』を採用しています。
つまり電化区間のみならず非電化区間も走行できる電車なのです。
電車であるが故、機関車も必要ありません。
青函トンネル内の電圧・交流2500ボルトにも対応しています。
そのため自力で北海道に乗り入れすることができるのです。

カシオペアも豪華列車として登場しましたが、単なる客車であるがゆえ、自走はできません。
上野から行くと青森で一度、青函トンネル専用の機関車に交換し、さらに函館からはディーゼル機関車に交換されます。
二度も機関車を交換をしなくてはならない『カシオペア』に比べ、電源方式を変えるだけで全線を走破できる『四季島』は『カシオペア』よりも使い勝手が良いことは明白です。

そして『四季島』のデビューは2017年5月1日。
2か月間のブランクはあるものの、ほぼ同時期に『E26系』が北海道から撤退するのです。

これはどう考えても東京~北海道の豪華列車の座を『四季島』が継承するとしか思えません。

「もしかして、カシオペアが北海道に乗り入れなくなるのは四季島が影響しているのですか?」――対応していただいたJR東日本の方にちょっと意地悪な質問をぶつけてみました。

「申し訳ございません。そのあたりはご想像にお任せいたします」

そんな含みを持たせた回答に、私は自分の立てた仮説に確信を持ちました。

kasiopea03

文・写真/ぷぅやん

《ぷぅやん》
本名=神田勲。当サイトの管理人。幼少期から鉄道好きで、撮り鉄歴40年以上。プロカメラマン・編集者として活動しつつ、中国の現役蒸気機関車を追い続け、作品を YouTubeやDVDで発表。2016年5月、キャリアの集大成として当サイトを立ち上げた。

 

このページの上へ