【東日本大震災の記憶】引退目前の機関車が福島を救った

どうも! ぷぅやんです。

3月11日は東日本大震災の起きた日です。

そのため、3月の上旬は震災関連のニュースや、メモリアル番組が放送されたりしますね。

今回は震災当時に運行された特別な使命を帯びた臨時貨物列車のお話をしましょう。

震災は鉄道ファンにも暗いニュースをもたらしました。

以前、お話したED75 1039号機の話や、それ以外にも津波で流された列車の話など、どれをとっても暗くなる話ばかり。

そんな中、一つの光明とも言えるプロジェクトが持ち上がったのです。

ご存知の方も多いと思いますが、震災により貨物列車の大動脈である東北本線が不通となり、福島や郡山に石油を届けることができなくなったのですが、日本海側を経由して、ローカル線である磐越西線を通し、郡山に抜ける石油輸送列車を運行するというのです。

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通称『復興支援貨物』と呼ばれたこの列車は、磐越西線が非電化区間であるため、日本全国からわずかに残っていたディーゼル機関車DD51をかき集めて運行されたのです。

磐越西線は通常、貨物列車が運行されていません。

石油を満載した列車が、本当に磐越西線を通ってもだいじょうぶなのでしょうか?

中でも一ノ戸川橋梁は石油を満載した貨物列車の通過に耐えられるのか?

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しかし、そんなファンの心配をよそに、列車は運行され、無事に福島の人々に石油が届けられました。

この列車は東北本線が復旧するまで運行されました。

私も当時、その様子を撮りに行きました。

いつ引退してもおかしくないDD51が、福島や郡山に石油を届けるという重要な使命を帯びて走る姿には感動を覚えました。

この列車の話は「はしれディーゼルきかんしゃデーデ」という絵本にもなっています。

当時の様子を『鉄道王動画チャンネル』でお楽しみください。

 

【鉄道王動画チャンネル】

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